ニュース速報
ワールド

情報BOX:25%の米関税に直面するイランの貿易相手国

2026年01月14日(水)12時46分

写真はイラン国旗と、トランプ米大統領の人形のイメージ。1月9日撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[‍13日 ロイター] - トラン‌プ米大統領は12日、イランと貿易する国に25%の関税を課すと述べた。イランがここ数年で最も大‌規模な反政府デモ​に直面している中での動きだ。

イランは石油輸出国機構(OPEC)加盟国で、世界銀行の最新データによると、2022年には147の貿易相手国に製品を輸出した。価格ベースで最‌大の輸出品目は燃料であり、主要な輸入品には中間財、野菜、機械、設備などがある。

<中国>

中国はイラン最大の貿易相手国だ。世界銀行によると、22年のイランから中国への輸出額は220億ドルで、そのうち燃料が総額の半分以上を占めている。中国からの輸入額は150億ドルだった。分析会社Kplerによれば、25年には中国が​イランから輸出された石油の80%以上を⁠購入した。イランの核開発計画への資金供給を断つこ‍とを目的とした米国の制裁により、イラン産石油の購入者は限られている。

<インド>

インド商工省によると、25年1―10月のイランとの二国間貿易総額は13億4000万ドル。インドからイ‍ランへの主要な輸出品は、コメ、果物、野菜、‍医薬‌品などとなっている。

<トルコ>

25年通年‍のトルコの対イラン輸出額は23億ドル、業界および公式データによると、同年1―11月の輸入額は22億ドルだった。

<ドイツ>

ドイツ貿易・投資振興機関のデータによると、25年1―11月のドイツ⁠の対イラン輸出額は約2億1700万ユーロで、前年比1.7%増加した。ドイツからイランへの輸⁠出額は25%減少し、8億7100万ユ‍ーロだった。

<韓国>

韓国貿易協会のデータによると、25年1―11月の韓国からイランへの輸出額はわずか1億2900万​ドル、輸入額は160万ドルだった。

<日本>

25年1―11月の最新貿易統計によると、日本はイランから果物、野菜、繊維製品を少量輸入し、機械や自動車エンジンを輸出した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

NZ外相が中銀総裁を非難、FRB議長支持の声明巡り

ワールド

台湾、中国スマホ「ワンプラス」CEOに逮捕状 違法

ワールド

アングル:イラン、抗議デモ拡大でも支配体制は難攻不

ワールド

中国レアアース輸出、昨年は12.9%増 規制でも1
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 4
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「お父さんの部屋から異臭がする」...検視官が見た「…
  • 10
    「普通じゃない...」「凶器だ」飛行機の荷物棚から「…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中