情報BOX:25%の米関税に直面するイランの貿易相手国
写真はイラン国旗と、トランプ米大統領の人形のイメージ。1月9日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[13日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、イランと貿易する国に25%の関税を課すと述べた。イランがここ数年で最も大規模な反政府デモに直面している中での動きだ。
イランは石油輸出国機構(OPEC)加盟国で、世界銀行の最新データによると、2022年には147の貿易相手国に製品を輸出した。価格ベースで最大の輸出品目は燃料であり、主要な輸入品には中間財、野菜、機械、設備などがある。
<中国>
中国はイラン最大の貿易相手国だ。世界銀行によると、22年のイランから中国への輸出額は220億ドルで、そのうち燃料が総額の半分以上を占めている。中国からの輸入額は150億ドルだった。分析会社Kplerによれば、25年には中国がイランから輸出された石油の80%以上を購入した。イランの核開発計画への資金供給を断つことを目的とした米国の制裁により、イラン産石油の購入者は限られている。
<インド>
インド商工省によると、25年1―10月のイランとの二国間貿易総額は13億4000万ドル。インドからイランへの主要な輸出品は、コメ、果物、野菜、医薬品などとなっている。
<トルコ>
25年通年のトルコの対イラン輸出額は23億ドル、業界および公式データによると、同年1―11月の輸入額は22億ドルだった。
<ドイツ>
ドイツ貿易・投資振興機関のデータによると、25年1―11月のドイツの対イラン輸出額は約2億1700万ユーロで、前年比1.7%増加した。ドイツからイランへの輸出額は25%減少し、8億7100万ユーロだった。
<韓国>
韓国貿易協会のデータによると、25年1―11月の韓国からイランへの輸出額はわずか1億2900万ドル、輸入額は160万ドルだった。
<日本>
25年1―11月の最新貿易統計によると、日本はイランから果物、野菜、繊維製品を少量輸入し、機械や自動車エンジンを輸出した。





