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原油先物、25年は約20%下落 供給過剰巡る懸念で
2026年01月01日(木)05時42分
原油先物市場小幅安で2025年の取引を終了。通年では約20%下落した。2023年、米カリフォルニア州で撮影(2025年 ロイター/Nichola Groom)
[ロンドン/ニューヨーク 31日 ロイター] - 原油先物市場は31日、小幅安で2025年の取引終えた。通年では約20%下落した。複数の戦争、関税引き上げ、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による供給増、ロシア、イラン、ベネズエラに対する制裁を背景とした供給過剰への懸念が重しとなった。
北海ブレント原油先物の清算値は0.8%安の1バレル=60.85ドル、米WTI先物も0.9%安の57.42ドル。
北海ブレント先物は今年約19%値下がりし、20年以降で最大の年間下落率を記録。下落は3年連続で、過去最長となる。
WTIも通年で約20%下落した。





