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プーチン氏、領土交換の可能性示唆 ドンバス全域の確保望む=現地紙

2025年12月26日(金)17時24分

写真はロシアのプーチン大統領。12月17日、モスクワで撮影。Sputnik/Alexander Kazakov/Pool via REUTERS

[‍モスクワ 26日 ロ‌イター] - ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでロシア軍が支配す‌る一部地域に​ついて、交換に応じる可能性がある一方、ドンバス地方全域の確保を望んでいると、ロシア有力紙コメルサントが報じ‌た。

同紙のクレムリン担当記者アンドレイ・コレスニコフ氏によると、プーチン氏は12月24日深夜にクレムリンで開いた会合で、ロシアの主要実業家らに計画の詳細を説明した。

コメルサントは「プーチン氏は、ロシア側にはアンカ​レッジで示した譲歩に引き⁠続き応じる用意があると主張した。言‍い換えれば『ドンバスはわれわれのものだ』ということだ」と伝えた。

プーチン氏はドンバス全域を求める一方で、その他の地域‍については「ロシア側からの部‍分的‌な領土交換は排除されてい‍ない」とコレスニコフ氏は記している。

コメルサントによると、プーチン氏は実業家との会合で、欧州最大の原子力施設であるザポリージ⁠ャ原発の問題にも触れ、同原発をロシアと米国が共同で管理す⁠る案が協議されてい‍ると述べた。

またプーチン氏は、米国がザポリージャ原発付近での暗号資産(仮​想通貨)マイニングに関心を示しているとした上で、同原発をウクライナへの電力供給にも一部活用すべきだと語った。

ロイター
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