米当局が爆弾攻撃阻止、加州で年末に複数標的に計画 4人訴追
写真はボンディ米司法長官。12月4日、ワシントンで撮影。REUTERS/Jessica Koscielniak
Sarah N. Lynch Katharine Jackson
[ワシントン 15日 ロイター] - ボンディ米司法長官は15日、カリフォルニア州の複数の標的に対する爆弾攻撃計画を阻止したと発表した。これに関連し、4人が訴追された。
同州中部地区連邦地方裁判所に提出された訴状によると、4人は共謀と未登録破壊装置所持の疑いが持たれている。
ボンディ長官は声明で、「極左、親パレスチナ、反政府、反資本主義グループのタートルアイランド解放戦線が今月31日からカリフォルニア州内の複数の標的に対して一連の爆破テロを実行する準備を進めていた。米移民・税関捜査局(ICE)の捜査官や車両も標的にする計画だった」と述べた。
訴状によると、31日にはロサンゼルス地域の米企業2社を標的に5カ所に爆発物を仕掛ける計画だった。
容疑者らが爆発装置を組み立てる作業を完了する前に連邦捜査局(FBI)の捜査官が介入したという。
また訴状によると、容疑者らは来年1月か2月にパイプ爆弾でICEの捜査官や車両を狙う計画も話し合っていた。





