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チョルノービリ原発の外部シェルター、ドローン攻撃で損傷=国際原子力機関

2025年12月07日(日)07時13分

 ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所で、1986年の原発事故後に建設された外部シェルターがドローン(無人機)による攻撃で破損していたことが分かった。4月撮影(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

[5日 ロイター] - ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所で、1986年の原発事故後に建設された外部シェルターがドローン(無人機)による攻撃で破損していたことが分かった。国際原子力機関(IAEA)が5日、明らかにした。

シェルターは主要な安全機能を果たせなくなっているという。ウクライナはロシアによるドローン攻撃だと主張したが、ロシア側は否定している。

鋼鉄製の外部シェルターは放射性物質を封じ込めるために建設され、2019年に完成した。IAEAによる前週の検査で、2月のドローン衝突により劣化していたことが判明したという。

IAEAのグロッシ事務局長は声明で、査察団は「(外部シェルターが)放射能漏れを防ぐなどの主要な安全機能を失っていることを確認した。耐荷重構造物や監視システムに恒久的な損傷はないことも分かった」と述べた。

グロッシ氏によると、すでに補修作業は行われたものの「さらなる劣化を防ぎ、長期的な安全性を確保するためには包括的な修復が引き続き不可欠だ」と述べた。

国連は2月14日、高性能爆薬を搭載したドローンが同原発を攻撃し、火災が発生したため、第4原子炉を覆う外装が損傷したとウクライナ当局が報告したことを明らかにしていた。

国連はこの際、放射線レベルは正常かつ安定しており、放射能漏れの報告はないと発表していた。

ロイター
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