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米軍「麻薬船」攻撃、生存者殺害巡り民主・共和の評価真っ二つ

2025年12月05日(金)08時05分

写真はブラッドリー海軍大将。12月4日、ワシントンで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst

Idrees Ali Phil Stewart Patricia Zengerle

[ワシントン 4日 ロイター] - 米連邦議会議員は4日、「麻薬密輸船」と疑われる船舶への攻撃を巡り、米軍幹部から説明を受けた。民主党議員らが生存者の殺害に恐怖を覚えたと非難する一方、共和党議員は攻撃は合法だったと擁護し、党派色が鮮明になった。

米軍は9月2日、カリブ海で麻薬密輸船とみられる船舶を破壊し、密輸容疑者11人を殺害した。最初の攻撃後も生存者がいたにもかかわらず追加攻撃を行ったため、戦争犯罪の可能性とヘグゼス米国防長官のの責任を問う声が上がっている。

作戦を指揮したブラッドリー海軍大将とケイン統合参謀本部議長は4日、議員らに作戦の経緯を説明し、追加攻撃を収めた未編集の動画を公開した。

下院情報委員会の民主党トップであるハイムズ下院議員は説明の後、記者団に対し「船を破壊され移動手段もなく、明らかに遭難していた2人が米国によって殺害された」と語った。

上院軍事委員会の民主党トップであるリード上院議員は「今回の説明は、トランプ政権の軍事活動の性質に関する私の最悪の懸念を裏付けるものだった」との声明を発表した。動画は「深く心を痛める内容だった」とし、一般公開すべきだと主張した。

これに対し、共和党のコットン上院情報委員長は、ブラッドリー、ヘグゼス両氏は期待通りの対応をしたと擁護した。2人の生存者は転覆した船を起こして戦闘を続けようとしているように見えたと述べた。他の麻薬密輸船が救助に来て、船内の麻薬を回収していた可能性もあるとの見方を示した。

ロイター
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