ホンジュラス大統領選、トランプ氏支持の右派アスフラ氏がリード
写真は国民党のナスリ・アスフラ前テグシガルパ市長。11月30日、テグシガルパで撮影。REUTERS/Leonel Estrada
[テグチガルパ 1日 ロイター] - ホンジュラス大統領選が11月30日に実施され、トランプ米大統領が支持する右派・国民党のナスリ・アスフラ前テグシガルパ市長(67)が40%強の得票率でリードしている。
1日に発表された途中段階の開票状況によると、アスフラ氏の得票率は41%。自由党のサルバドル・ナスララ候補が約39%で2位。与党・自由復興党(LIBRE)のリキシ・モンカダ候補は20%で、3位となっている。
アスフラ候補もナスララ候補も、2023年に断絶した台湾との国交を再開する可能性があると述べている。
トランプ氏はこれまでのソーシャルメディアへの投稿でアスフラ氏支持を表明し、同氏とともに麻薬密売対策に取り組むことができると述べ、「もし彼が勝利しなければ米国はさらに資金をつぎ込まないだろう」としている。
また11月28日には、ホンジュラスの前大統領で、麻薬密売と銃器使用に関する罪で米国で禁錮45年の刑に服しているフアン・オルランド・エルナンデス受刑者に恩赦を与える意向を示した。同受刑者も国民党に所属していた。





