世界原油需給、26年は小幅な供給過剰 OPECが見通し修正=月報
写真は石油輸出国機構(OPEC)のロゴ。アゼルバイジャンの首都バクーで開催された国連気候変動枠組み条約第29回締結国会議(COP29)で2024年11月撮影。
Alex Lawler
[ロンドン 12日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は12日、世界の原油需給は2026年に小幅な供給過剰になるとの見通しを示した。OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の増産と他の産油国からの供給増加が背景という。これまでの供給不足予想を修正する格好となった。
OPECは月例報告書で、「OPECプラス」が10月から日量13万7000バレルの増産に踏み切ることで合意していたにもかかわらず、10月の生産量は日量4302万バレルと、9月より日量7万3000バレル減少したことを明らかにした。カザフスタンの減産が主因だとした。
報告書に基づくロイターの試算によると、26年の「OPECプラス」の原油需要は日量4300万バレルと予想され、同グループが10月の生産水準を維持すれば、世界市場は日量2万バレルの小幅な供給過剰を示すことになる。9月の月次報告書では、「OPECプラス」が8月の生産量を維持した場合、26年に日量70万バレルの供給不足が生じると示唆していた。
またOPECは、「OPECプラス」以外の25年の生産予測の上方修正を受け、26年の「OPECプラス」原油需要予測を前回予測から日量10万バレル下方修正した。世界の石油需要については、世界経済の成長傾向が依然として堅調であるとの見方から、25年は日量130万バレル増加し、26年にはそれよりも小幅に増加するとの見通しを維持した。OPECは報告書で、「夏以降、貿易を巡る不確実性が和らいだことで、世界経済は25年まで耐性を維持した」と述べた。
国際エネルギー機関(IEA)やアナリストは、26年はOPECの原油供給が需要を大幅に上回ると予想しており、OPECの需要予測との間に依然として大きな乖離(かいり)がある。
IEAは、13日に月例報告書を公表する。
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