米韓制服組トップ、地域安保「複雑で不安定」 米長官が訪韓

　米韓の軍制服組トップは３日、ヘグセス米国防長官の韓国訪問に合わせてソウルで韓米軍事委員会（ＭＣＭ）を開き、地域の安全保障環境が「複雑で不安定」という見解を共有した。東京都内で１０月代表撮影（２０２５年　ロイター）

［ソウル　３日　ロイター］ - 米韓の軍制服組トップは３日、ヘグセス米国防長官の韓国訪問に合わせてソウルで韓米軍事委員会（ＭＣＭ）を開き、地域の安全保障環境が「複雑で不安定」という見解を共有した。

韓国国防省によると、チン・ヨンスン合同参謀本部議長とケイン統合参謀本部議両統合参謀本部議長は、インド太平洋の安全維持や潜在的な脅威の抑止に向け他の同盟国やパートナーと協力する方針を示した。

ヘグセス氏は３日、韓国に到着した。４日に米韓安保協議（ＳＣＭ）に出席する。在韓米軍の駐留費負担問題が焦点になる見通し。韓国国防省は、北朝鮮に対する統合防衛態勢、地域安全保障、サイバー・ミサイル防衛に関する協力について協議するとしている。

ヘグセス氏は、安圭伯国防相とともに、北朝鮮との非武装地帯にある板門店も訪問する予定だ。