リバティ・メディアとリバティ・グローバルの会長退任へ
10月29日、自動車レースF1のオーナーである米リバティ・メディアと米メディア大手リバティ・グローバルは、ジョン・マローン会長(写真)が退き、名誉会長に就任すると発表した。2013年7月、米アイダホ州サンバレーで撮影(2025年 ロイター/Rick Wilking)
Harshita Mary Varghese
[29日 ロイター] - 自動車レースF1のオーナーである米リバティ・メディアと米メディア大手リバティ・グローバルは29日、ジョン・マローン会長が退き、名誉会長に就任すると発表した。マローン氏は数十年にわたるケーブルテレビと有料テレビ業界で買収・合併を通じて巨大メディア帝国を築き上げ「ケーブル・カウボーイ」の異名を取った。84歳のマローン氏は複雑な財務構造を持つ米国の有料テレビ事業を統合した。
マローン氏は2022年のワーナーメディアとディスカバリーの合併に主要な役割を果たした。ケーブルテレビに代わってストリーミングサービスが主流となる中で、メディア企業は収益構造の再考を迫られていた。
リバティ・メディアはロバート・ベネット副会長が会長となり、リバティ・グローバルはマイク・フリース最高経営責任者(CEO)が会長職を兼任する。





