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北朝鮮、28日に巡航ミサイル発射 トランプ氏の訪韓控え

2025年10月29日(水)12時16分

[ソウル 29日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は29日、同国が28日に朝鮮半島西側の海上で巡航ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。

トランプ米大統領は29日、韓国を訪問し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)フォーラムに出席する他の首脳やビジネスリーダーらに加わる予定だ。また、30日には中国の習近平国家主席と会談する見通し。

トランプ大統領は29日、大統領専用機(エアフォースワン)の機内で今回のミサイル実験について「いずれ北朝鮮と関わることになるだろう。そう遠くない将来のある時点で、北朝鮮と会談するだろう」と述べた。

KCNAによると、巡航ミサイルは垂直に発射され、あらかじめ設定されたルートに沿って約7800秒(約2時間10分)飛行して目標に命中した。金正恩朝鮮労働党総書記は視察しなかった。

また、今回の発射について、朴正天・党中央軍事委員会副委員長は朝鮮労働党が定めた計画に従って北朝鮮の「核戦力」を実質的に開発する上で「重要な成功が得られている」と述べたという。

韓国の合同参謀本部は、現地時間28日午後3時頃(日本時間同)、北朝鮮西側の海域で巡航ミサイルを探知し、発射に備えていたと述べた。現在、実験の詳細を分析しているという。

ロイター
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