発電容量に占める再生可能エネ割合、30年までに45％＝ＡＳＥＡＮ

東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は、今後５年間で総発電容量に占める再生可能エネルギーの割合を４５％まで引き上げる行動計画を承認した。写真は太陽パネル。ジャカルタで２０２４年３月撮影（２０２５年　ロイター／Willy Kurniawan）

[クアラルンプール １６日 ロイター] - 東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は、今後５年間で総発電容量に占める再生可能エネルギーの割合を４５％まで引き上げる行動計画を承認した。

マレーシア政府が１６日に出した発表文によると、この計画によって一次エネルギー供給全体に占める再生可能エネの割合は３０％まで上昇する。

経済成長１単位当たりのエネルギー消費量（エネルギー集約度）を２００５年比で４０％削減し、効率を高めるという目標も含まれている。

１６─２５年を対象とする前回の行動計画では、２５年までに再生可能エネルギーが占める割合を一次エネルギー全体に対して２３％、発電容量に対して３５％にすることを目標としていた。

また、エネルギー集約度を０５年比で３２％削減することも目標としていた。

マレーシアは現在、ＡＳＥＡＮの議長国を務めている。