ＦＲＢ議長面接「うまくいった」、ウォラー氏 候補5人に絞り込みとの報道

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のウォラー理事は１０日、次期ＦＲＢ議長選考のためのベセント財務長官との面接がうまくいったとし、政治的なものではなかったと明らかにした。写真は２０２４年１１月、ニューヨークで撮影（２０２５年　ロイター/Brendan McDermid）

［１０日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のウォラー理事は１０日、次期ＦＲＢ議長選考のためのベセント財務長官との面接がうまくいったとし、政治的なものではなかったと明らかにした。

ウォラー理事はＣＮＢＣとのインタビューで「政治的な要素は全くなく、全て真剣な経済に関する内容だった」とし、「実に素晴らしい面接だった」と語った。

さらに「最終選考に残ったかどうかは分からない」としつつも、「面接はうまくいったと思う。デッドボール（死球）も受けなかった」と述べた。

これに先立ち、ＣＮＢＣは高官筋の情報として、パウエル氏の後任の議長候補がウォラー氏を含む５人に絞られたと報道。そのほか、ボウマンＦＲＢ副議長、ホワイトハウスの国家経済会議（ＮＥＣ）のハセット委員長、ウォーシュ元ＦＲＢ理事、米ブラックロックの債券担当最高投資責任者（ＣＩＯ）のリック・リーダー氏の４人が候補者リストに残ったという。

賭けサイトの「カルシ」や「ポリマーケット」では、ハセット氏の勝率が上位。ウォラー氏は２位に付けている。