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米空港で航空便3日連続の遅延、政府閉鎖で数千便に影響

2025年10月09日(木)08時28分

 10月8日、米政府機関閉鎖が8日目となる中、連邦航空局(FAA)は人員不足によりワシントン近郊やニューアークなどの空港で3日連続で航空便を遅らせた。写真は7日、カリフォルニア州のハリウッド・バーバンク空港で撮影(2025年 ロイター/Daniel Cole)

David Shepardson

[ボルチモア 8日 ロイター] - 米政府機関閉鎖が8日目となる中、連邦航空局(FAA)は8日、人員不足によりワシントン近郊やニューアークなどの空港で3日連続で航空便を遅らせた。

東部時間午後5時30分時点で、約3000便が遅延。6─7日には計1万便が遅延していた。政府閉鎖によって各地の空港で管制官が欠勤となる中、FAAがフライトを遅らせていることが背景にある。

ダフィー運輸長官はFOXニュースの番組で「歴史的に見ると、管制官の不足に起因する遅延は約5%だ。過去数日は53%になっている」と述べた。

メリーランド州のムーア知事(民主党)と民主党議員らは8日、ボルチモア・ワシントン国際空港で政府機関の閉鎖解除を訴え、航空管制官や運輸保安庁(TSA)職員が無給で勤務していると指摘。ムーア氏はトランプ大統領が政府閉鎖を回避するための「合意をまとめられなかった」と述べた。

ロイター
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