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米関税の内外経済への影響、不確実性は「依然かなり大きい」=植田日銀総裁
2025年10月03日(金)15時35分

10月3日、日銀の植田和男総裁(写真)は、大阪経済4団体共催懇談会後に記者会見し、米国の関税政策が米経済や世界経済、ひいては日本経済に与える影響について「不確実性は依然としてかなり大きなものが残っている」と警戒感を示した。写真は9月、日銀本店で記者会見する植田氏(2025年 ロイター/Manami Yamada)
Takahiko Wada
[大阪市 3日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は3日、大阪経済4団体共催懇談会後に記者会見し、米国の関税政策が米経済や世界経済、ひいては日本経済に与える影響について「不確実性は依然としてかなり大きなものが残っている」と警戒感を示した。その上で、様子見を続ける期間については「われわれの政策判断に必要な程度の見極めができるところまで」と話した。
植田総裁は日米交渉の結果、関税率が15%に決まったことで、関税率を巡る不確実性は低下したと述べた。