SHEIN、仏百貨店に初出店へ 地元が反発

中国発の衣料品ネット通販「SHEIN(シーイン)」は11月にフランスで初の実店舗をオープンする。写真は、ロンドンのシーインのポップアップ店舗。9月24日、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes)
[2日 ロイター] - 中国発の衣料品ネット通販「SHEIN(シーイン)」は11月にフランスで初の実店舗をオープンする。
フランスで百貨店を所有する商業不動産開発のソシエテ・デ・グラン・マガザン(SGM)と契約を結んだ。フランスの小売り業者からは批判が巻き起こっている。
パリの百貨店「BHV」とフランスの他の5都市にある百貨店「ギャラリー・ラファイエット」に出店する。これまでマーケティング戦略の一環で世界各地で期間限定の「ポップアップストア」を開設してきたが、今回の出店は新たな事業展開となる。
SGMのフレデリック・メルラン社長は、SHEINの出店で若い客層が来店するとし、SHEINで買い物をした顧客が百貨店内の別の店舗でブランド品のハンドバッグを購入するかもしれないと述べた。
フランチャイズ契約を通じて傘下の百貨店をSGMに売却したギャラリー・ラファイエットは、SHEINの出店に強く反対すると表明。「この超ファストファッション企業」の慣行が自社の価値観に反していると述べた。
パリのイダルゴ市長も出店を批判。地元企業や地元商品の支援といった「持続可能な地元商業」を推進するパリ市の目標に反すると主張した。
SHEINは12ユーロのドレスや20ユーロのジーンズなどを販売。最大の市場である米国で小口輸入品に対する関税免除措置(デミニミス・ルール)が停止されたことを受けて、対応を迫られている。欧州連合(EU)も同様の措置を検討している。
SHEINの1号店は11月初旬にBHVの6階にオープンし、その後ディジョン、グルノーブル、ランス、リモージュ、アンジェのギャラリー・ラファイエットにもオープンする予定。
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