ニュース速報
ワールド

イスラエル入植地で150社超が活動、旅行・建設など=国連報告書

2025年09月29日(月)14時00分

 9月26日、米民泊仲介大手エアビーアンドビーや旅行サイトのエクスペディアなど150社以上の企業が、国連が違法と見なすイスラエルのヨルダン川西岸入植地で事業活動を行っていることが、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が公表した報告書で分かった。写真は大規模入植地マアレ・アドゥンミームとイスラエルの国旗。8月撮影(2025年 ロイター/Ronen Zvulun)

Olivia Le Poidevin

[ジュネーブ 26日 ロイター] - 米民泊仲介大手エアビーアンドビーや旅行サイトのエクスペディアなど150社以上の企業が、国連が違法と見なすイスラエルのヨルダン川西岸入植地で事業活動を行っていることが、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が26日公表した報告書で分かった。

企業リストは2023年の前回更新時から68社が新たに追加され、計158社となった。

今回追加されたドイツのセメント大手ハイデルベルク・マテリアルズは異議を唱え、パレスチナ自治区でもはや活動していないとロイターに述べた。

掲載企業の大半はイスラエルに拠点を置くが、米国、ドイツ企業のほか、カナダ、中国、フランスに上場されている国際企業も含まれ、建設、不動産、鉱業などが中心となっている。

イスラエルのジュネーブ国際機関代表部は声明で「紛争地域での企業活動を国際法で一般的に禁止する規定はない」とし、報告書は「不正行為を行っていない企業に対するブラックリストとして機能することが目的だ」と反発した。

報告書は「企業が人権に悪影響を引き起こした、あるいは助長したと認識した場合、是正措置を講じたり、適切な手続きを通じて是正に協力したりすべきだ」と指摘。また、企業が人権侵害に加担しないよう国家が行動すべきとした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

タイ中銀、外貨収入の本国送金規制を緩和 バーツ高対

ワールド

国連人権理事会、イラン情勢で23日緊急会合 「憂慮

ワールド

欧州委員長、独立した欧州構築の必要性強調 地政学的

ビジネス

独ZEW景気期待指数、1月は59.6 予想上回る大
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生物」が侵入、恐怖映像と「意外な対処法」がSNSで話題に
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    中国、欧米の一流メディアになりすまして大規模な影…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 10
    トランプが「NATOのアメリカ離れ」を加速させている…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中