トランプ氏、トルコ大統領と25日に会談 貿易・軍事協定締結へ

トランプ米大統領（写真左から２番目）は１９日、トルコのエルドアン大統領（同３番目）を２５日にホワイトハウスに迎え、貿易・軍事協定を締結する予定だと明らかにした。２０１９年１１月、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Tom Brenner）

[１９日 ロイター] - トランプ米大統領は１９日、トルコのエルドアン大統領を２５日にホワイトハウスに迎え、貿易・軍事協定を締結する予定だと明らかにした。

自身の交流サイト（ＳＮＳ）「トゥルース・ソーシャル」に、ボーイング機やＦ１６戦闘機の売却合意、Ｆ３５戦闘機に関する協議継続など、「多くの貿易・軍事協定に取り組んでおり、前向きな結論に達すると期待している」と投稿した。

エルドアン氏が前回ホワイトハウスを訪れたのは、第１期トランプ政権中の２０１９年。１期目は個人的には緊密な関係にあったが、米国とシリアのクルド人勢力の関係や、トルコとロシアの関係を巡る対立から、二国間関係は緊張していた。

米国は、トルコが１９年にロシア製Ｓ４００ミサイル防衛システムを購入したことを受けてＦ３５戦闘機売却計画を中止し、トルコを同機の共同生産プログラムから除外。その後、Ｆ１６戦闘機売却には合意した。

トランプ氏は「エルドアン氏と私は常にきわめて良好な関係にあった。２５日に会うのを楽しみにしている」と投稿した。