政府・日銀「考え違わず」、利上げ姿勢に理解＝林官房長官

自民党総裁選に出馬した林芳正官房長官は９月２２日までにロイターのインタビューに応じ、金融政策に関し「我々の考えとそう違わない金融政策をやって頂いている」と述べ、中立金利までの緩やかな利上げを伺う日銀の姿勢に理解を示した。２０２４年９月の自民党総裁選で代表撮影（２０２５年　ロイター）

Takaya Yamaguchi　Leika Kihara

［東京　２２日　ロイター］ - 自民党総裁選に出馬した林芳正官房長官は２２日までにロイターのインタビューに応じ、金融政策に関し「我々の考えとそう違わない金融政策をやって頂いている」と述べ、中立金利までの緩やかな利上げを伺う日銀の姿勢に理解を示した。「個々の手法や、いつそれをやるかは日銀でしっかりとみながら、やって頂けるものと思っている」と語った。

林官房長官は、外相や農水相などの閣僚ポストを歴任。１９９９年の小渕恵三第２改造内閣では、大蔵政務次官（当時）を経験した。

石破茂首相の辞任表明を受けて実施が決まった自民党の総裁選は２２日に告示、１０月４日に開票する。林氏のほか、茂木敏充前党幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当相、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農相が出馬した。

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＊インタビューは２１日に実施しました。