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ロシア軍機がバルト海上空に進入、ユーロファイター派遣と独空軍

2025年09月22日(月)08時22分

 ドイツ空軍は、バルト海上空の中立空域に進入したロシアの軍用機「IL─20M」を追跡するため、戦闘機「ユーロファイター」2機を21日朝に派遣したと発表した。写真はロシア国旗。2010年4月、サンクトペテルブルクで撮影(2025年 ロイター/Alexander Demianchuk)

[ベルリン/フランクフルト 21日 ロイター] - ドイツ空軍は、バルト海上空の中立空域に進入したロシアの軍用機「IL─20M」を追跡するため、戦闘機「ユーロファイター」2機を21日朝に派遣したと発表した。その後、スウェーデンに護衛を引き継いだという。

ドイツ空軍は声明で、「ユーロファイター2機で構成される即応警戒部隊は、今回も北大西洋条約機構(NATO)から、国際空域で飛行計画も無線連絡もない未確認航空機の調査任務を受けた」と説明。

「航空機はロシアのIL─20M偵察機だった。目視による確認後、護衛任務をスウェーデンのNATOパートナーに引き継いだ」と述べた。

19日にはバルト3国のエストニアが、ロシアのミグ31戦闘機3機が領空を侵犯したと発表した。

当局者によると、NATOは23日に最高意思決定機関である北大西洋理事会(NAC)を招集し、この問題を協議する。

ロイター
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