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イラン大統領、制裁復活でも乗り越えられると強調

2025年09月22日(月)08時15分

 9月20日、イランのペゼシュキアン大統領(写真)は、国連安全保障理事会がイランへの制裁解除を続けるための決議案を否決したことを受け、「スナップバック」により制裁が再発動されても乗り越えられると主張した。9月1日、中国の天津で撮影。WANA提供(2025年 ロイター)

[ドバイ 20日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は20日、国連安全保障理事会がイランへの制裁解除を続けるための決議案を否決したことを受け、「スナップバック」により制裁が再発動されても乗り越えられると主張した。国営テレビが伝えた。

「(西側諸国は)スナップバックによって道を妨げるが、道を切り開き、あるいは築くのは頭脳と思考に他ならない」と語った。「(西側は)われわれを止めることはできない。ナタンズやフォルドゥ(の核施設)を攻撃できても、ナタンズを建設し再建するのは人間であることを理解していない」と述べた。

「われわれは過度の要求に決して屈服しない。なぜなら状況を変える力を持っているからだ」と強調した。

イランの国家安全保障最高評議会は同日、国連の制裁が復活した場合、イランと国際原子力機関(IAEA)との協力は「事実上停止される」と警告した。

ロイター
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