トルコ中銀、政策金利40.5%に引き下げ 緩和ペースは減速

トルコ中央銀行は11日、政策金利の1週間物レポ金利を250ベーシスポイント(bp)引き下げ、40.5%とすることを決定した。2021年10月、アンカラの同中銀本部で撮影(2025年 ロイター/Cagla Gurdogan)
[イスタンブール 11日 ロイター] - トルコ中央銀行は11日、政策金利の1週間物レポ金利を250ベーシスポイント(bp)引き下げ、40.5%とすることを決定した。政治リスクの高まりのほか、インフレが予想を上回ったことを踏まえ、金融緩和ペースを緩めた。
ロイターの調査では18人のエコノミスト全員が引き下げを予想し、中央値は200bp。金利の予想範囲は40.0─41.5%だった。7月の前回会合では、300bp引き下げていた。
トルコ中銀は2024年12月に利下げに舵を切ったものの、エルドアン大統領が政敵とみなす野党共和人民党(CHP)のイスタンブール市長エクレム・イマモール氏が今年3月に収監されたことに伴う市場の混乱を受け、金融緩和を一時中断。前回7月の会合で300bpの利下げに踏み切っていた。
中銀は金融政策委員会の会合後「インフレ期待や値上げの動き、世界情勢は依然としてインフレ沈静化へのリスクとなっている」と指摘。食品や一部のサービス品目が物価上昇圧力となっていると強調した。中銀は金利の調整幅を「会合ごとに」検討するとし、物価見通しから大きく乖離する場合、引き締め姿勢を強めると述べた。
トルコの8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月からの上昇率が約33%で、市場予想を上回った。このほか、トルコの裁判所は先週、CHPのイスタンブール県委員長の辞任を命じた。市場では政治リスクが改めて意識され、株式と債券が売られた。
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