米、麻薬カルテル撲滅へプエルトリコに戦闘機10機配備=関係筋

9月5日、トランプ米政権はカリブ海にある米自治領プエルトリコの飛行場に戦闘機「F35」10機を配備し、麻薬カルテルに対する作戦を実施するよう命じた。関係筋2人が明らかにした。写真はハワイ・オアフ島から100マイル南方で2024年7月撮影(2025年 ロイター/Marco Garcia)
Steve Holland
[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米政権はカリブ海にある米自治領プエルトリコの飛行場に戦闘機「F35」10機を配備し、麻薬カルテルに対する作戦を実施するよう命じた。関係筋2人が明らかにした。地域の緊張がさらに高まりそうだ。
3日前にはカリブ海で違法薬物を積んでいたとされるベネズエラ発の船舶を米軍が攻撃し、11人を殺害した。
関係筋によると、10機はカリブ海南部で活動する指定麻薬テロ組織に対する作戦を実施するために派遣され、来週終盤までには現地に到着する予定となっている。
米国はここ数週間、トランプ大統領の麻薬カルテル撲滅を実行するため、カリブ海南部に軍艦を派遣している。