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米、耐食鋼で反ダンピング関税 豪ブラジルなど10カ国

2025年08月27日(水)09時20分

8月26日、米商務省は耐食鋼製品に関する調査の結果、10カ国を対象に反ダンピング(不当廉売)関税と相殺関税を課すと最終的に判断したと発表した。写真は同省のロゴ。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Christian Martinez

[26日 ロイター] - 米商務省は26日、耐食鋼製品に関する調査の結果、10カ国を対象に反ダンピング(不当廉売)関税と相殺関税を課すと最終的に判断したと発表した。

商務省は声明で「米国に輸入された耐食鋼が不当廉売されているか、あるいは補助金を受けていると最終的に判断した」としオーストラリア、ブラジル、カナダ、メキシコ、オランダ、南アフリカ、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、ベトナムからの輸入品29億ドル相当が対象になると述べた。

商務省によると、耐食鋼は自動車や家電製品の製造、建造物の建築に使われる。

米国際貿易委員会(ITC)が商務省の最終決定を受けて、国内の鉄鋼産業に損害が生じているかどうかを独自に判断することになる。

ロイター
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