米国務長官、欧州外相らとウクライナ情勢協議

8月25日、ルビオ米国務長官(写真)は欧州各国の外相らと電話会談し、ウクライナ戦争の終結に向けた外交努力について協議した。写真は21日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon)
[ワシントン 25日 ロイター] - ルビオ米国務長官は25日、欧州各国の外相らと電話会談し、ウクライナ戦争の終結に向けた外交努力について協議した。米国務省が明らかにした。
国務省報道官の声明によると、ルビオ氏は英国のラミー外相、ウクライナのシビハ外相、フィンランドのバルトネン外相、欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表と協議した。
シビハ氏はルビオ氏の尽力と、トランプ米大統領の「平和構築におけるリーダーシップ」に謝意を示し、ウクライナに対する安全の保証が鍵だと述べた。Xへの投稿で「安全の保証は具体的かつ法的拘束力があり、実効性を伴うものでなければならない。軍事、外交、法務、その他のレベルを含む多面的な内容であるべきだ」と記した。
さらに「われわれはウクライナ軍こそがあらゆる安全の保証の土台だという確信を共有しており、従って軍を最大限強化することが最優先事項だ」と強調した。