再送仏、予算削減巡り9月8日に信任投票 野党反発で政権崩壊の危機

フランスのバイル首相は、大幅な予算削減案を巡って9月8日に国民議会(下院)で信任投票を実施すると発表した。同日撮影(2025年 ロイター/Abdul Saboor)
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Elizabeth Pineau
[パリ 25日 ロイター] - フランスのバイル首相は、大幅な予算削減案を巡って9月8日に国民議会(下院)で信任投票を実施すると発表した。主要野党3党はこれを支持しない意向を示し、政権は崩壊の危機に直面している。
フランスの極右政党・国民連合(RN)、緑の党はいずれも反対票を投じる意向を表明。社会党も支持できないとした。信任投票に敗れれば、バイル政権は崩壊するとみられる。
こうした不確実性は投資家を不安に陥れ、フランス国債の対ドイツ国債リスクプレミアムは5ベーシスポイント(bp)拡大し、6月中旬以来の高水準に達した。
フランスの10年債利回りは、時間外取引の薄商いの中で一時9bp上昇し、3.508%と3月以来の高水準を付けた。
バイル氏は記者会見で、分極化した議会で信任を求めることはリスクが高いと認めつつ、「何もしないことはさらにリスクが高い」と述べ、巨額の債務がもたらすリスクに言及した。
フランスの財政赤字は国内総生産(GDP)の5.8%に達しており、欧州連合(EU)の上限の基準の約2倍に膨らんでいる。信任投票は、440億ユーロ(515億1000万ドル)規模の予算圧縮案への支持を諮るものだと説明した。
バイル氏は2つの祝日の廃止や、2026年の福祉支出と税区分を25年の水準で凍結し、インフレ調整もしないことを提案している。このうち、祝日の廃止は修正される可能性もあるという。
RNのバルデラ党首は、信任投票が事実上の「政権の終えん」を意味すると述べた。このほか、極左政党「不屈のフランス」も同様の見方を示した。政権崩壊となった場合、マクロン大統領は新たな首相を直ちに指名するか、バイル氏に暫定政権の首班を要請するか、もしくは解散・総選挙に踏み切る可能性がある。
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