中国が台湾巡り行動するとは考えていない=トランプ米大統領

トランプ米大統領は15日、中国の習近平国家主席が、トランプ氏が大統領の座にある限り中国は台湾に侵攻しないと述べたと語った。写真は米ロ首脳会談後に会見するトランプ氏。アラスカ州アンカレジで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Jasper Ward
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、中国の習近平国家主席が、トランプ氏が大統領の座にある限り中国は台湾に侵攻しないと述べたと語った。
ロシアのプーチン大統領とのウクライナを巡る首脳会談の前に、フォックスニュースのインタビューで語った。
トランプ氏は「中国の習主席と台湾との間にも非常によく似た状況がある。ただ私が大統領である限りそうしたことは起こらないだろう。どうなるかみてみよう」と述べた。
また「彼は私に、『あなたが大統領である限り決してない』と言った」と発言。また「彼は『私は非常に忍耐強く、中国も非常に忍耐強い』と語った」と述べた。
ワシントンにある中国大使館は、コメントの要請に応じていない。
トランプ氏と習氏は、トランプ氏の2期目の大統領任後6月に初めて電話会談をに行ったことが確認されている。トランプ氏は4月にも習氏から電話があったと発言しているが。それがいつだったのかは明らかにしなかった。