印ロシア首脳が電話会談、ウクライナ情勢や米特使のロ訪問など協議

インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領は8日、電話会談した。2024年12月、ロシア・カザンで撮影の提供写真(2025年 ロイター/Aleksey Nikolskyi/BRICS-RUSSIA2024.RU Host Photo Agency via REUTERS)
[ニューデリー 8日 ロイター] - インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領は8日、電話会談した。両政府によると、ウクライナ情勢のほか、米政権のウィットコフ中東担当特使による今週のロシア訪問について協議した。貿易、経済、投資に関する協力についても話し合ったという。
モディ首相はXへの投稿で「友人であるプーチン大統領と非常に有意義で詳細な会話ができた」とし、ウクライナ情勢に関する最新情報の共有に謝意を示した。
インド外務省は声明で、両首脳がインド・ロシア間の「戦略的パートナーシップをさらに深めるコミットメントを再確認した」とし、モディ首相がプーチン大統領を今年後半に開催される23回目の両国の首脳会談のためにニューデリーに招待したと明らかにした。
モディ首相は7日には、ブラジルのルラ大統領とも電話会談し、米国が両国の輸出品に対して課した関税を含む幅広い議題について話し合った。