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香港、最高レベルの豪雨警報を継続 病院・学校など閉鎖

2025年08月05日(火)19時35分

香港の気象当局は同地域を襲った大雨を受け、降雨警報を8月5日午前11時まで最高レベルである「黒」に維持すると発表した。写真は、浸水した病院の救急外来部門の外にバリケードを設置する作業員(2025年 ロイター/Lam Yik)

Donny Kwok Jessie Pang

[香港 5日 ロイター] - 香港と中国南部・珠江デルタ周辺の都市が5日、豪雨に見舞われ、病院、学校、裁判所が閉鎖された。

香港気象当局によると、現地では午後2時(日本時間同3時)までに350ミリを超える雨が降った。8月の1日当たりの降水量としては1884年以来の記録となった。動画には雨水が香港の急斜面を滝のように流れ落ちる様子が映し出されている。

こうした中、同当局は降雨警報を5日午後3時まで最高レベルの「黒」に維持すると発表した。中国国営新華社通信によると、黒色警報の発令は過去8日間で4回目となり、年間での最多記録を更新した。

香港最大の病院の外では水位が足首の高さまで上昇し、医療当局は香港全域で外来診療所を閉鎖すると発表した。

中国南部では週末に豪雨による鉄砲水が発生し、広東省で5人が死亡、1300人を超える救助隊員を動員して大規模な捜索活動が行われた。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると、5日午前の時点で同省の4つの河川が堤防決壊の危険がある水位に上昇した。

フライトマスターのデータによると、香港、広東省、赤色の降雨警報を出したマカオを含む「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」の空港は5日、欠航率が約20%となっている。香港の空港は通常通り運営しているが、一部の便に遅延が生じているという。

司法当局は黒色警報が解除されてから少なくとも2時間は裁判所や登記所が閉鎖されると発表した。一方、香港証券取引所は取引を継続。昨年末、天候にかかわらず取引を続ける方針に変更した。香港ディズニーランドも営業を続けると発表した。

香港天文台はウェブサイトで、「暴風雨が継続すると、深刻な道路冠水や交通渋滞につながる。安全な場所への避難を勧告する」と述べた。

香港の年間平均降水量は2220ミリで、例年はその半分以上が6─8月に集中する。

ロイター
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