アラスカLNG計画、「適切に方策講じる」=武藤経産相

8月5日、武藤容治経産相は参院予算委員会集中審議で、日米が合弁事業を立ち上げるとトランプ米大統領が表明したアラスカの液化天然ガス(LNG)開発について、「経済性や生産開始時期、米国側の実施体制などを見ながら適切に方策を講じる」と説明した。写真は都内で昨年10月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 5日 ロイター] - 武藤容治経産相は5日の参院予算委員会集中審議で、日米が合弁事業を立ち上げるとトランプ米大統領が表明したアラスカの液化天然ガス(LNG)開発について、「経済性や生産開始時期、米国側の実施体制などを見ながら適切に方策を講じる」と説明した。古川俊治委員(自民)への答弁。
古川氏は質問の中で、永久凍土にパイプラインを建設するプロジェクトの難しさのほか、トランプ政権後の米側の動向といったリスクについて政府の態度を確認した。武藤経産相は、日米の関係者で緊密に話し合いを続けており、日米双方の利益につながるよう協議すると強調した。