バンナムHD、中間期業績予想を上方修正 ガンダムシリーズが好調

バンダイナムコホールディングスは5日、2026年3月期の中間期(25年4─9月)の連結営業利益予想を従来の785億円から900億円(前年比20.8%減)に上方修正すると発表した。写真は大阪・関西万博に出展されたガンダムの像。4月9日撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Kentaro Okasaka
[東京 5日 ロイター] - バンダイナムコホールディングスは5日、2026年3月期の中間期(25年4─9月)の連結営業利益予想を従来の785億円から900億円(前年比20.8%減)に上方修正すると発表した。通期業績予想は据え置いた。
同時に発表した第1・四半期(4─6月)の連結営業利益は同17.9%増の519億円だった。トイホビーやデジタル事業、映像音楽事業が前年比で増収増益となったほか、アミューズメント事業も安定的に推移。特にガンダムシリーズでは、最新映像作品と商品・サービスの連携、大阪・関西万博へのパビリオン出展などでIP(知的財産)の話題を喚起しファン層を拡大できたとしている。