ニュース速報
ワールド

韓国GDP、第2四半期は前期比+0.6% 1年超ぶり高い伸び

2025年07月24日(木)09時22分

 韓国銀行(中央銀行)が24日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は季節調整済み前期比0.6%増加し、昨年第1・四半期以来の高い伸びとなった。写真はソウルのマンション群。2020年8月、ソウルで撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 24日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が24日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は季節調整済み前期比0.6%増加し、昨年第1・四半期以来の高い伸びとなった。

市場予想の0.5%増も上回った。第1・四半期は0.2%減だった。前年比では0.5%増。予想は0.4%増、第1・四半期はゼロ成長だった。

支出別に見ると、民間消費は前期比0.5%増加したが、建設投資と設備投資はそれぞれ1.5%減少した。

輸出は半導体がけん引し、2020年第3・四半期以来の高水準となる4.2%増を記録。前期は米関税を巡る不透明感から0.6%減少していた。

韓国では非常戒厳布告を巡り弾劾訴追された尹錫悦大統領が4月に罷免され、6月に李在明氏が新大統領に就任。約半年にわたる政治的混乱がようやく終息した。

一方、トランプ米大統領が4月に公表した韓国への25%の「相互関税」は8月1日まで一時停止されているが、自動車や鉄鋼などは高関税の打撃を受けている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ政権、ニューヨーク市を提訴 「聖域政策は違

ワールド

韓国産業相、米商務長官と会談 関税交渉で合意目指す

ビジネス

都区部コアCPI、7月は+2.9%に鈍化 エネルギ

ワールド

石破首相、米関税影響の分析継続を閣僚に指示 合意後
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:山に挑む
特集:山に挑む
2025年7月29日号(7/23発売)

野外のロッククライミングから屋内のボルダリングまで、心と身体に健康をもたらすクライミングが世界的に大ブーム

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 2
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家安全保障に潜むリスクとは
  • 3
    まさに「目が点に...」ディズニーランドの「あの乗り物」で目が覚めた2歳の女の子「驚愕の表情」にSNS爆笑
  • 4
    レタスの葉に「密集した無数の球体」が...「いつもの…
  • 5
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 6
    WSJのエプスタイン・スクープで火蓋を切ったトランプ…
  • 7
    参院選が引き起こした3つの重たい事実
  • 8
    アメリカで牛肉価格が12%高騰――供給不足に加え、輸入…
  • 9
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 10
    バスローブを脱ぎ、大胆に胸を「まる出し」...米セレ…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人口学者...経済への影響は「制裁よりも深刻」
  • 4
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞…
  • 5
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウ…
  • 6
    「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量…
  • 7
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 8
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 9
    約558億円で「過去の自分」を取り戻す...テイラー・…
  • 10
    日本では「戦争が終わって80年」...来日して35年目の…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中