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再送-石破首相、続投を表明 対米関税交渉など「責任果たす」

2025年07月21日(月)14時42分

 7月21日、自民党総裁の石破茂首相(写真)は午後に党本部で会見し、米国との関税交渉や物価高、国際情勢の変化などを挙げながら、続投する意向を表明した。都内の自民党本部で20日代表撮影(2025年 ロイター)

(3段落目の脱字を補いました)

Takaya Yamaguchi

[東京 21日 ロイター] - 自民党総裁の石破茂首相は21日午後に党本部で会見し、米国との関税交渉や物価高、国際情勢の変化などを挙げながら、続投する意向を表明した。参議院選挙で与党が過半数割れしたことに「重大な責任を痛感」する一方、「比較第一党としての責任、国家、国民への責任を果たしていかなければならない」と語った。

前日に投開票が行われた参院選で、自民と公明の連立与党は目標としていた非改選を含めた議席の過半数を維持できなかった。石破首相は「極めて厳しい国民の審判をいただいた」とした上で、「謙虚に真摯に受け止めなければならない」と述べた。

法案を通すには野党との連携が必要になるが、石破首相は「現時点で連立の枠組みを拡大するという考えは持っていない」と説明。「ともに責任を持って優れた政策、方策を作り上げていけるみなさんと真摯な議論を続けたい」と語った。

米国との関税交渉については「8月1日の新たな節目も念頭に、関税でなく投資という考え方を基盤に日米双方にとって利益となる合意を実現する」と述べた。「できる限りトランプ大統領と直接話をし、目に見える成果を出していきたい」と話した。

*記事の詳細はこの後送信します。新しい記事には見出しに「UPDATE」と表示します。

ロイター
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