シンガポール、下半期は成長減速へ 中銀長官「相当な不確実性」

シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)のチア・ダージウン長官は15日、上半期の経済成長ペースは予想を上回ったものの、下半期には関税を巡る不確実性から減速する可能性が高いと述べた。写真は2017年6月、シンガポールで撮影(2025年 ロイター/Darren Whiteside)
Xinghui Kok Jun Yuan Yong
[シンガポール 15日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)のチア・ダージウン長官は15日、上半期の経済成長ペースは予想を上回ったものの、下半期には関税を巡る不確実性から減速する可能性が高いと述べた。
年次報告の発表で、世界的な経済活動の減速と外需低迷を見込むMASの予想に沿った見通しだと述べた。
チア氏は、さまざまな結果が考えられるため、相当な不確実性があると指摘。「貿易協定が締結され持続可能かどうか、あるいは貿易紛争が再度激化するかどうかなど、関税の範囲や規模を巡ってはさまざまな可能性があり得る」と述べた。
シンガポール貿易産業省が14日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は前年同期比4.3%増加した。米国の関税一時停止期間中の輸出前倒しが押し上げたとみられている。
一方、貿易産業省は4月、今年のGDP成長率予測を従来の1─3%から0─2%に下方修正している。
チア氏は、「今後数カ月は消費と投資が鈍化する公算が大きい」と述べた。
トランプ米大統領は先週、20カ国以上に8月1日から20─50%の関税を発動すると通知し、報復があれば同等の対応措置を取ると警告した。ただシンガポールはトランプ政権から書簡を受け取っておらず、基本関税は4月に発表された10%のままとなっている。
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