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原油先物上昇、景気見通し堅調で需要期待

2025年07月16日(水)11時02分

16日アジア時間の原油先物は上昇。経済見通しの改善を背景に、米国と中国の需要が安定的に推移するとの見方が支援材料となった。写真は7月14日、タタルスタン共和国のアリメチエフスクで撮影(2025年 ロイター)

Colleen Howe

[北京 16日 ロイター] - 16日アジア時間の原油先物は上昇。経済見通しの改善を背景に、米国と中国の需要が安定的に推移するとの見方が支援材料となった。

0105GMT(日本時間午前10時05分)時点で、北海ブレント先物は0.29ドル(0.42%)高の1バレル=69ドル。米WTI先物は0.40ドル(0.6%)高の66.92ドル。

石油輸出国機構(OPEC)は15日公表した月次報告書で、2025年と26年の世界の石油需要見通しを据え置いた。今年下半期の世界経済は貿易紛争の影響を受けるにもかかわらず、予想より堅調に推移するとの見通しを示した。

LSEGのアナリストはメモで「夏の旅行や産業活動がピークを迎える中、強い季節的需要が原油価格の上昇を後押ししている」と指摘。「特に独立記念日の休暇期間中の米国のガソリン消費増加は燃料需要の堅調さを示し、在庫増加や関税懸念による下押し圧力を相殺している」と述べた。

ロイター
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