ニュース速報
ワールド

NY州知事、無人機攻撃対策を政府に要請 来年のW杯など「標的」

2025年07月15日(火)07時56分

 米東部ニューヨーク州のホークル知事(写真)は、トランプ米大統領に対し、連邦政府がドローン(無人機)攻撃に対する防御を強化するよう書簡で要請した。3月3日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/David Dee Delgado)

David Shepardson

[ワシントン 14日 ロイター] - 米東部ニューヨーク州のホークル知事は、トランプ米大統領に対し、連邦政府がドローン(無人機)攻撃に対する防御を強化するよう書簡で要請した。サッカーのワールドカップ大会(W杯)や米国建国250周年記念式典のようなイベントが無人機攻撃の「格好の標的」になりかねないと警告した。

14日に公開された書簡でホークル氏は、来年夏にニューヨーク地区で開催が予定されている「W杯や大型帆船パレード、世界の海軍艦船パレード、過去最大規模となるメーシーズの花火大会、米国建国250周年記念式典などの注目度が高いイベントが格好の標的となりかねない」と指摘。その上で「無人機の探知能力を全米で飛躍的に向上させるだけでなく、(リスクを低減するために)強固で多層的な緩和策を設けるための包括的な連邦戦略が必要だ」と訴えた。

無人機を使った昨年の事件や、ウクライナでの戦闘、世界の紛争地域での無人機使用を踏まえ、「人口が密集した地区や公共施設、軍事施設などの極めて重要なインフラ」を保護するために政府が対策を強化することを求めた。

ホワイトハウスのコメントは得られていない。

トランプ氏は6月に連邦政府のタスクフォースを設置し、米国の上空を確実に管理し、機密性の高い場所での制限を拡大し、連邦政府が無人機をリアルタイムで探知できるための技術の連邦政府利用を拡大し、州や地方の法執行機関を支援することを目指している。

国際サッカー連盟(FIFA)が26年に開催するサッカーW杯の決勝大会は、ニューヨーク市から約13マイル(約21キロ)離れた東部ニュージャージー州イーストラザフォードで開催される。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

高市首相、応援演説で円安メリットに言及 米関税のバ

ワールド

米政府機関の一部が閉鎖、短期間の公算 予算案の下院

ビジネス

中国1月製造業PMIが50割れ、非製造業は22年1

ワールド

トランプ氏、労働統計局長にベテランエコノミスト指名
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 4
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 5
    「着てない妻」をSNSに...ベッカム長男の豪遊投稿に…
  • 6
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 10
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中