ニュース速報
ワールド

トルコのクルド系野党、PKK武装解除巡りエルドアン大統領と会談

2025年07月08日(火)07時39分

 7月7日、トルコのクルド系野党、人民平等民主党(DEM)は、党代表団がエルドアン大統領と会談し、非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の武装解除手続きについて協議したと発表した。アンカラで6月16日撮影(2025年 ロイター/Murat Kula/Presidential Press Office)

[アンカラ 7日 ロイター] - トルコのクルド系野党、人民平等民主党(DEM)は7日、党代表団がエルドアン大統領と会談し、非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の武装解除手続きについて協議したと発表した。

PKKは今年5月、40年余り続けてきた反政府武装闘争を終結させて解散すると表明していた。

複数の地元メディアによると、PKKは今週中にもイラクで武器の引き渡しを開始するという。

PKKに武装解除の決断を促す上で重要な役割を果たしてきたDEMは声明で、エルドアン氏との会談について「武装解除のプロセスを互いに協力して進める意思」が強調されたと言及したが、それ以上の具体的な内容は示していない。トルコ大統領府からもコメントは得られなかった。

これに先立ちDEMは、刑務所にいるPKK指導者のオジャラン受刑者と6日に面会し、オジャラン受刑者がDEMとエルドアン氏の会談を「歴史的」と評価したことも明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国シーイン、香港IPOを申請 ロンドン上場視野=

ワールド

赤沢経済再生相、米商務長官と電話協議 米関税引き上

ビジネス

マクロスコープ:日米交渉は延長戦、GDP0.8%押

ワールド

米テキサス州洪水の犠牲者96人に、少女ら11人依然
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に...「曾祖母エリザベス女王の生き写し」
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 5
    「ヒラリーに似すぎ」なトランプ像...ディズニー・ワ…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    米テキサス州洪水「大規模災害宣言」...被害の陰に「…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 10
    中国は台湾侵攻でロシアと連携する。習の一声でプー…
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 3
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸せ映像に「それどころじゃない光景」が映り込んでしまう
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 6
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 7
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 10
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中