ウクライナと米、鉱物資源基金の年内運用開始に向け協議

ウクライナと米国は、鉱物資源基金を年内に運用開始する方法を巡って協議を進めており、基金の初会合は7月に予定されていると、ウクライナのスビリデンコ副首相が4日、訪問先のワシントンで明らかにした。写真はスビリデンコ副首相。スイスのダボスで1月に撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[ワシントン 4日 ロイター] - ウクライナと米国は、鉱物資源基金を年内に運用開始する方法を巡って協議を進めており、基金の初会合は7月に予定されていると、ウクライナのスビリデンコ副首相が4日、訪問先のワシントンで明らかにした。
米国とウクライナは今年4月、鉱物資源協定に署名した。ウクライナ議会もその後、全会一致で批准している。
スビリデンコ氏は記者団に、ベセント米財務長官および鉱物資源基金のパートナーである米国際開発金融公社(DFC)と会談を行い「年内に運用可能とする非常に具体的な方法について話し合った」と説明。
「このファンドの最初の理事会を7月に開き、ファンドの運営を開始するためのシードキャピタルについて話し合う予定。そして実際に、今後数年間のファンドの投資戦略も採用しなければならない」とした。