ベトナム、2回目の対米関税交渉が終了 協議継続で合意

5月22日、ベトナム商工省は米国との2回目の関税交渉が終了したと発表した。未解決の問題に対処するため、協議を継続することで合意した。写真はベトナムのハイフォン国際コンテナターミナル周辺を運航するコンテナ船。4月撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[ハノイ 22日 ロイター] - ベトナム商工省は22日、米国との2回目の関税交渉が終了したと発表した。未解決の問題に対処するため、協議を継続することで合意した。
2回目の交渉はワシントンで5月19─22日に行われた。ベトナムのグエン・ホン・ジエン商工相とグリア米通商代表部(USTR)代表が参加した。
同省は声明で「交渉では前向きな進展があった。合意が近い問題と、合意に向けてさらなる協議が必要な問題を特定した」と表明。詳細には触れなかった。6月初旬に協議を継続する必要があるとしている。
USTRのコメントは取れていない。
ベトナムは対米輸出への依存度が高く、米政府が46%の相互関税を設定している。