プーチン氏、初のロシア・アラブ会合に首脳ら招待 10月開催

ロシアのプーチン大統領(写真)は10月15日に開催する初のロシア・アラブ首脳会合にアラブ連盟の全首脳と事務局長を招待した。5月16日、モスクワで代表撮影(2025年 ロイター)
[17日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は10月15日に開催する初のロシア・アラブ首脳会合にアラブ連盟の全首脳と事務局長を招待した。ロシアの通信社が17日、ロシア大統領府(クレムリン)の声明を引用して報じた。
インタファクス通信はプーチン氏の発言として「今回の会合が、(ロシアとアラブ諸国の)互恵的かつ多面的な協力関係のさらなる強化につながるとともに、中東・北アフリカの平和、安全保障、安定を確保する方法の策定に役立つと確信している」と伝えた。
中東と一部アフリカのアラブ諸国から成るアラブ連盟には22カ国が加盟し、地域における政治、経済、軍事などの分野における協力を約束している。
トランプ米大統領は今週、4日にわたって湾岸地域を訪問し、米政府はサウジアラビアによる6000億ドルの対米投資確約、米からサウジへの1420億ドルの武器売却、アラブ首長国連邦(UAE)との人工知能(AI)パートナーシップなどの取引が成立したと発表した。