ニュース速報
ワールド

米特使「プーチン氏は平和望んでいる」、ウクライナ和平協議を楽観

2025年03月24日(月)07時29分

米国のウィットコフ中東担当特使は3月23日、ウクライナ紛争を巡るサウジアラビアでの会合について楽観的な見通しを示し、ロシアのプーチン大統領が戦争終結を望んでいるとの見方を示した。19日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Phil Stewart

[ワシントン 23日 ロイター] - 米国のウィットコフ中東担当特使は23日、ウクライナ紛争を巡るサウジアラビアでの会合について楽観的な見通しを示し、ロシアのプーチン大統領が戦争終結を望んでいるとの見方を示した。

FOXニュース・サンデーで「(プーチン氏は)平和を望んでいると感じる」と述べた。米代表団は23日、ウクライナとロシアの部分停戦の可能性についてウクライナ当局者とサウジで協議し、24日には同じくサウジでロシア当局者と協議を行う。

ウィットコフ氏は「サウジで24日、特に黒海における双方の船舶に対する停戦について実質的な進展が見られると思う」とし、「そこから全面的な停戦に向かうだろう」と語った。

プーチン氏は先週、ウクライナのエネルギー施設への一時的な攻撃停止に同意したが、トランプ米大統領が提案した30日間の全面停戦は受け入れなかった。ウクライナは30日間の停戦案に合意している。

ウィットコフ氏は西側のプーチン氏批判について、物事には常に二つの側面があるとし、ロシアがウクライナ和平後に他の近隣諸国に侵攻するという北大西洋条約機構(NATO)加盟国の懸念を否定。「(プーチン氏が)欧州全土を占領しようとしているとは思わない」とし、「第2次世界大戦の時とは状況が全く異なる」と述べた。

ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)はCBSニュースで、ロシア・ウクライナのさまざまな信頼醸成措置について協議しているとし、ロシアに連れ去られたウクライナの子どもの将来も含まれると述べた。

協議全般の目標については、黒海における停戦で合意した後に「実際の前線である停戦ラインについて話し合う。検証メカニズム、平和維持、現在のライン凍結などの詳細に踏み込むことになる」とした上で、その後に「広範かつ恒久的な平和」を巡り協議すると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

連合、春闘賃上げ要求は平均5.94%で高水準維持 

ワールド

マレーシア中銀、政策金利据え置き 4会合連続

ワールド

「最後までやり遂げるよう」、米国防長官がイスラエル

ワールド

ウクライナ、昨年末に米製ミサイル一時枯渇 ロ大攻勢
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中