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シンガポールGDP、今年2.6%増に=中銀エコノミスト調査

2025年03月19日(水)17時26分

Bing Hong Lok

[シンガポール 19日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が19日公表したエコノミスト調査によると、今年の国内総生産(GDP)の予想中央値は2.6%増だった。

政府予測(1.0─3.0%増)の中間値に近い水準となった。地政学・貿易の緊張が最大の下振れリスクとされている。

調査は2月中旬にエコノミスト20人を対象に実施。予想中央値は昨年第4・四半期の調査と同水準だった。昨年のGDPは4.4%増。

MASは1月に金融政策を緩和した。今年のインフレ率と経済成長率の鈍化が見込まれていることが背景。

調査ではエコノミストの2割弱が4月の追加緩和を予測、約3割が7月の政策変更を予想した。

今年の総合インフレ率とコアインフレ率の予測はそれぞれ1.7%、1.5%。前回調査から下方修正された。

MASは今年のコアインフレ率を平均で1.0%─マイナス2.0%と予測。1月のコアインフレ率は前年比0.8%で、約3年ぶりの低水準だった。

ロイター
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