シンガポール非石油輸出、1月は前年比－2.1％ 予想上回る落ち込み

　２月１７日、シンガポール当局が発表した１月の石油を除く輸出は前年比２．１％減少した。写真はシンガポールの港で２０１６年４月撮影（２０２５　ロイター／Edgar Su）

Bing Hong Lok

[シンガポール １７日 ロイター] - シンガポール当局が１７日発表した１月の石油を除く輸出は前年比２．１％減少した。非電子製品の落ち込みが全体を押し下げた。

ロイター調査による予想は１．１％減、昨年１２月は９．０％増だった。

シンガポール企業庁は、季節調整済み前月比輸出の詳細は明らかにしなかった。

主要市場では香港、米国、台湾向けの輸出が前年比で増加した一方、中国、欧州連合（ＥＵ）、インドネシア向けは減少した。

同庁は１４日、今年の非石油輸出は１─３％増加すると予想したが、世界経済の不確実性から見通しに下振れリスクが生じる可能性があると指摘した。