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ゼレンスキー氏、パリでトランプ氏と会談の可能性=外交筋

2024年12月07日(土)05時01分

ウクライナのゼレンスキー大統領が7日に行われるノートルダム大聖堂の再開記念行事に出席するためパリを訪問し、その際にトランプ次期米大統領と会談する可能性があることが複数の外交筋の話で分かった。写真は9月27日、ニューヨーク市で会談したウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ次期米大統領(2024年 ロイター//Shannon Stapleton)

[パリ 6日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領が7日に行われるノートルダム大聖堂の再開記念行事に出席するためパリを訪問し、その際にトランプ次期米大統領と会談する可能性があることが複数の外交筋の話で分かった。

トランプ氏は2019年の大規模火災で被害を受けたノートルダム大聖堂の再開記念行事に出席すると表明。大統領選勝利後初の外国訪問となる。

仏大統領府によると、フランスのマクロン大統領は7日午後にパリのエリゼ宮でトランプ氏と会談し、その直後にゼレンスキー氏と会談する。仏大統領府はゼレンスキー氏とトランプ氏が会談するか言及していないが、関係筋はマクロン氏、トランプ氏、ゼレンスキー氏による3者会談が実施される可能性もあるとしている。

関係筋によると、ウクライナのイェルマーク大統領首席補佐官が率いる代表団が5日に米ワシントンを訪問し、トランプ氏の側近と会談を行った。会談したのはトランプ氏が大統領補佐官(国家安全保障担当)に起用するマイク・ウォルツ下院議員と、ウクライナ・ロシア担当特使に起用するキース・ケロッグ元米陸軍中将。会談の詳細は分かっていない。

トランプ氏はロシア・ウクライナ戦争を交渉で終結させると述べているが、具体的な内容はこれまでのところ明らかにしていない。

ロイター
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