トランプ米大統領は、ナイジェリアでキリスト教徒が殺害されれば同国を再び攻撃する可能性があると述べた。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が8日、インタビューをウェブサイトに掲載した。
ナイジェリアは同国のキリスト教徒が組織的な迫害を受けているとの主張を否定している。
米軍は先月25日、ナイジェリアで軍事攻撃を実施。ナイジェリア政府の要請を受け、同国北西部でイスラム過激派組織に対して空爆を行ったとしていた。また、ナイジェリアは過激派グループを標的とした「共同作戦」で、「特定の宗教とは関係ない」と説明した。トランプ氏はインタビューでこの攻撃について問われ、「1回限りの攻撃にしたいが、彼らがキリスト教徒殺害を続ければ何度も攻撃することになるだろう」と述べた。
自身のアフリカ担当顧問が過激派はキリスト教徒よりもイスラム教徒を多く殺害していると発言したことについては、「イスラム教徒も殺害されていると思うが、ほとんどはキリスト教徒だ」と主張した。
トランプ氏は10月下旬ごろから、ナイジェリアでキリスト教が「存亡の危機」に直面していると警告し始め、キリスト教コミュニティーを標的とした暴力停止に失敗しているとして軍事介入を示唆していた。
[ロイター]

Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます