ニュース速報
ワールド

英独仏とイランの核協議、進展なし トランプ氏復帰前の打開模索

2024年11月30日(土)02時29分

欧州とイランの当局者は29日、イランの核開発問題などを巡り本格的協議入りが可能かについて検討を行ったが、特に目立った進展は見られなかった。2021年5月撮影(2024年 ロイター/Lisi Niesner)

Parisa Hafezi John Irish

[ジュネーブ 29日 ロイター] - 欧州とイランの当局者は29日、イランの核開発問題などを巡り本格的協議入りが可能かについて検討を行ったが、特に目立った進展は見られなかった。外交筋が明らかにした。

国際原子力機関(IAEA)の理事会は21日、イランに対しIAEAとの協力を早期に改善するよう求める決議を採択。今回の会談は、イランが英独仏と米国が提案した同決議に反発したことを受けて行われた。

イランの国際原子力機関(IAEA)元担当大使であるカゼム・ガリババディ氏はXへの投稿で「英独仏の当局者らと再び率直な協議を行った。近い将来、外交対話を継続することで合意した」と述べた。

欧州当局者は、協議では注目すべき点はなかったが、イラン側は今後数週間で外交がどのように機能するかを探ることに熱意を示したと述べた。

欧州の4人の外交官によると、トランプ米次期大統領のホワイトハウス復帰後には多くの不透明要因がつきまとうため、その前に外交面での進展を図りたい考え。

トランプ氏は、米英独仏中ロの6カ国とイランが2015年に合意した核合意から米国を離脱させ、対イラン圧力を強めた。次期政権でも対イラン強硬派を起用している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米エクソンとシェブロン、ベネズエラ事業に前向き 長

ビジネス

首相の為替発言、円安メリット強調したものでは全くな

ワールド

イタリア第4四半期成長率、予想上回る前期比0.3%

ビジネス

午前の日経平均は小反発、円安進行で一時5万4000
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 3
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタリア建築家が生んだ次世代モビリティ「ソラリス」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    中国がちらつかせる「琉球カード」の真意
  • 6
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 7
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    【銘柄】「大戸屋」「木曽路」も株価が上がる...外食…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中