ロシアとイラン首脳が会談、協力関係強化へ 国際情勢で認識近い
10月11日、ロシアのプーチン大統領は中央アジアのトルクメニスタンで開かれた会議で演説し、富がより公平に再配分され、各国の意見が考慮されるような新しい世界秩序が必要だと語った=写真 代表撮影(2024年 ロイター)
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は11日、訪問した中央アジアのトルクメニスタンでイランのペゼシュキアン大統領と会談し、経済関係を拡大するほか世界情勢に関して認識が近いことを確認した。
イラン国営通信によると、ペゼシュキアン大統領は経済・文化的に両国のつながりは強化されているとし、「両国の協力拡大と首脳間の意志を考慮すると、関係強化へ加速する必要がある」と述べた。
その上で、22-24日にロシアで開かれるBRICS首脳会議でロシアとの戦略的パートナーシップ協定に合意することを期待すると語った。
タス通信によると、プーチン氏は両国は積極的に協力しており、現在の世界での事態に対する評価は非常に近いことが多いと指摘した。
ペゼシュキアン大統領は、両国は互いに補完し支援できるとし、「世界における両国の立場は他国よりはるかに近い」と述べたという。
プーチン大統領はこれに先立つ演説で、富がより公平に再配分され、各国の意見が考慮されるような新しい世界秩序が必要だと語った。
トルクメニスタンの首都アシガバートでの会議には域内の指導者が出席した。





