ニュース速報
ワールド

米共和党知事の家族観は時代遅れ、ハリス氏が子なし発言に反論

2024年10月07日(月)13時10分

 米民主党大統領候補のハリス副大統領(写真)は6日、同氏は血のつながった子どもがいないため謙虚さに欠けると述べた共和党のサンダース・アーカンソー州知事に対し、家族観が時代遅れと反論した。ミシガン州フリントで4日撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)

Nandita Bose

[6日 ロイター] - 米民主党大統領候補のハリス副大統領は6日、同氏は血のつながった子どもがいないため謙虚さに欠けると述べた共和党のサンダース・アーカンソー州知事に対し、家族観が時代遅れと反論した。

サンダース氏は9月にミシガン州で開かれた共和党大統領候補トランプ前大統領のタウンホール集会で、子どもたちが自分を「謙虚」にしてくれると述べた上で、ハリス氏には「謙虚にしてくれるものが何もない」と断じた。

ハリス氏には夫のダグ・エムホフ氏が最初の結婚でもうけた義理の息子と娘がいる。

6日のポッドキャスト番組でサンダーズ氏の発言について、「第1に謙虚になろうとしていない女性がたくさんいること、第2に人生においてたくさんの愛、家族、子供を持つ女性が大勢いることを理解していないと思う」と述べた。

「そして女性同士がお互いを励まし合うことが本当に大切だと思う」と続けた。

また家族には様々な形があると指摘し、「血縁による家族もあれば、愛情による家族もある。私は両方を持っていて本当に幸せだと思っている」と話した。

ハリス氏は共和党のバンス副大統領候補が以前、「子供のいない猫好き女性」に国の運営をまかせたくないと述べたことに対しても、 「意地が悪く悪意に満ちている」と批判した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

配車グラブ、第2四半期にインドネシア同業GoTo買

ビジネス

米ウーバー、第1四半期売上高が予想に届かず 見通し

ワールド

医務総監にミーンズ氏指名、トランプ米大統領が人事差

ワールド

外国人に対するインドの魅力、パキスタンとの衝突でも
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 2
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 3
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗と思え...できる管理職は何と言われる?
  • 4
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 5
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 6
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 7
    「関税帝」トランプが仕掛けた関税戦争の勝者は中国…
  • 8
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 9
    首都は3日で陥落できるはずが...「プーチンの大誤算…
  • 10
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 8
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 9
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中