ニュース速報
ワールド

米とイラク、連合軍撤退計画で合意 26年末にかけ2段階=当局筋

2024年09月09日(月)12時55分

米国とイラクは、イラクに駐留する米主導の連合軍の撤退計画について合意に達した。両国の当局者らが明らかにした。2025年9月までに数百の部隊が撤退し、残りは26年末までに撤退することになるという。写真は7月にワシントンで開かれた米・イラク国防相会談(2024年 ロイター/Craig Hudson)

Timour Azhari Ahmed Rasheed

[バグダッド 6日 ロイター] - 米国とイラクは、イラクに駐留する米主導の連合軍の撤退計画について合意に達した。両国の当局者らが明らかにした。2025年9月までに数百の部隊が撤退し、残りは26年末までに撤退することになるという。

米政府高官は「合意には達した。いつ発表するかの問題だ」と述べた。

両国は、撤退後も米軍の一部がイラクに留まることを念頭にした、新たな助言的関係の構築を目指している。

連合軍撤退計画は当初、数週間前に正式発表する予定だったが、パレスチナ自治区ガザに関連した地域情勢の緊迫化や、詰めの調整が残っていたため延期された。今月中に発表される可能性があるという。

イラクのスダニ首相の外交顧問ファラド・アラルディン氏は、連合軍撤退に関する米との実務的な協議は終了したとし、「今は、イラクと多国籍連合のメンバーとの関係を、二国間関係に焦点を当てて、軍事、安全保障、経済、文化の各分野で新たなレベルへ移行させようとしている」と述べた。

計画では、連合軍は25年9月までにイラク西部アンバル州のアインアルアサド空軍基地から撤収し、バグダッドでの駐留規模を大幅に縮小する。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦のため北部クルディスタン地域エルビルでの駐留は26年末ごろまで続ける。

米軍はIS対応でイラクに約2500人、隣国シリアに約900人を配置している。  

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国のロシア産原油輸入、2月は過去最高へ インド買

ワールド

アングル:トランプ氏のバッド・バニー批判、中間選挙

ビジネス

独VW、28年末までにコスト20%削減を計画=独誌

ビジネス

高市首相と会談、植田日銀総裁「一般的な経済・金融情
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 4
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 9
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 10
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中