ロシアとウクライナが大規模な捕虜交換、UAE仲介
ウクライナとロシアは1月3日、大規模な捕虜交換を実施したと発表した。両国の捕虜交換は約5カ月ぶりで、それぞれ200人以上が解放された。写真は捕虜交換でウクライナ側に戻った人たち。ウクライナ大統領府が同日公開した(2024年 ロイター)
[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナとロシアは3日、大規模な捕虜交換を実施したと発表した。両国の捕虜交換は約5カ月ぶりで、それぞれ200人以上が解放された。アラブ首長国連邦(UAE)が交渉を仲介した。
ロシア国防省は軍人248人がウクライナ側から引き渡されたと発表。ウクライナ政府は兵士224人と民間人6人の計230人が帰国したとし、これまでに確認された最大規模の兵士交換だと述べた。
UAE外務省は仲介役を果たしたことを確認し、同国とロシア、ウクライナ両国との「強い友好関係」によって実現したと指摘した。
ロシアとウクライナは2022年2月の侵攻初期から捕虜交換を多数行ってきたが、23年は頻度が減り、8月を最後に行われていなかった。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナにとって本当に素晴らしい日だ」とした上で、より多くのロシア軍兵士を拘束することで捕虜交換をさらに進める考えを示した。





